証明写真用の画像をご自分で撮影される場合のポイントです。
スタジオで撮影するのが一番とは思いますが、都合でお店まで
行けない方もおられるかと思います。また、スタジオだといい表情の
アドバイスもしてくれますが、イマイチ緊張気味の表情になって
しまったりしませんか?まだじっとしていられないお子様などの写真も
お家で撮って写真屋で加工してもらってしまいましょう!


※時間のある方はプロに撮影してもらうことをお勧めします。


○顔の位置は写真のセンターに鼻がくるように

 ご自分で撮影される方がよく撮られるのが、証明写真の仕上がりを
 イメージしアップになってしまうことがあります。証明写真の場合は
 サイズも顔の大きさもまちまちなので、画像から必要な部分を抽出
 して作成します。このため背景に余裕のある画像が望ましくなります。
 鼻が写真のセンターで、バストアップくらいの大きさが適切です。

○頭がまがらないように
 自分は真っ直ぐと思っていても、結構曲がっているものです。
 撮影する方が見てあげてください。
 左右に曲がっていないかの確認は、鼻の左右が均等になっているか
 を見ます。耳が出ている方は、左右の耳が均等に見えるかが
 わかりやすいポイントになります。
 首の傾きについては、体の中心と鼻の線が真っ直ぐになっているかを
 見ます。

○表情
 写真を使用するものによりますが、基本的には軽く微笑む程度の
 表情が、全般的に使用しやすいかと思います。特に就活用の
 写真の場合は、こわばった顔だとあまり印象が良くありません。
 歯は見えない程度で、若干口元が横に伸びている程度が最適です。
 意外と難しいですが…。

○照明と背景
 ご自分で撮影される場合、一番条件的に難しいのがこの二つだと
 思います。照明は顔に影が出来ないようなところを選んでください。
 また、背景は使用するものによって色が違ってきます。一般的には
 無地で落ち着いた色(グレー・ブルー・ホワイトなど)のもであれば
 大丈夫ですが、指定がある場合その色の背景を作らなくてはなりません。
 必要な色のシーツなどがあれば、それを使用します。

○服装と身だしなみ
 これも使用するものによって条件が変わってきます。
 就活用の場合スーツになると思いますが、男性の場合はネクタイが
 曲がっていないこと、上着が左右にずれていないことなどです。
 髪型は人それぞれですが、基本色は黒、間違っても前髪が目に
 かからないようにしましょう。
 女性の場合はシャツの襟が左右均等になっているかを確認します。
 また、シャツにシワがないかも確認しておきましょう。
 女性の髪型の場合長さにもよりますが、ロングの方はアップにして
 顔が隠れないようにするのが基本です。ショートセミロングの方でも、
 出来れば耳にかけてしまうくらい顔を出すようにしましょう。
 特に指定のない照明写真の場合も、なるべく派手な服装は避け、
 顔がはっきりと見えるような髪形で撮影しましょう。


近頃のデジカメは性能もいいので、条件さえ合えば問題なく
証明写真に使えるものが撮れます。スタジオだとそうそう撮り
直ししてもらうのも気が引けてしまうでしょうから、
お試しいただいてはいかがでしょうか。






                  

撮影のポイント